印象払拭戦争。


さて、和魂です。



初対面の印象は人それぞれ。

ちょいと交誼を重ねてみて、得られる印象もまたしかり。

付き合いが10年を越えてようやく中身が見えてくるって話もよく聴く。

というわけで、本日は印象の御話。



和魂は、「アニマルランド」という、

社員を人とも思わぬ悪辣なワンマン社長が経営の足を引っ張る、

古今例を見ないほど兇悪な企業に奉公をしていた時期があるが、

本来は「 夢見がちな男 」であり、

自然、ライフスタイルは渡り中間に近い。

当然、俗に言う、浮き草の如きアルバイターであった時代もある。



飽いては職を変え、向かぬと見ては店を変え、

場合によってはオーナーとソリが合わずに「ざけんな」ってんで止めた場合もある。

しかしながら、異業種を転々としながらも、面接に落ちたことは、いまだかつてない。

生粋のアナーキストなのにである。




人間てな、四半世紀に渡って、

色んな土地や業界の水を飲んでくれば、当然いろんな顔を造れる様になる。




大都会とド田舎の双方を「故郷」にもち、

高校時代は進学クラスに在籍しながらチンピラ相手に暴れ、

北は北海道の競走馬生産牧場から、南は赤道直下のNGOまで、

履歴書を全面的に詐称して流転の渡り奉公を重ね、

ヨーカドー本社に自在に出入りし阿呆な営業を騙したり、

歌舞伎町のホストクラブを総なめにしながら金を引っ張るなんて暮らしを続ければ、

嫌が応にも色んな顔を持てるようになる。




ヤクザに化けろと言われれば、そんあもんは造作もねえコトであり、

ビジネスマンをやれと言われりゃ、ネクタイ締めれば明日にでも出撃できる。(事務はダメだぞ。

ようするに、化けるのは容易い。

人事担当の目玉を抉るのなんざワケもねえ話になる。

しなしながら、奉公する上で最大の問題は、

同僚を化かしきるのはなかなかムズイという点である。




こと「 オツトメ 」に限ると、

「 採用時・直後 」の和魂の印象は毎回もの凄まじく好評である。

でっち上げた履歴書と、生来のクソ度胸とハッタリで人事担当者は朝飯前に欺ける。

しかしながら、一ヶ月を得ぬうちに、俺ぁ必ず「上」での評判を落とすんである。




最初の印象が「 空前の超新星 」なので

「 実物 」が見劣りするのは当たり前と言えば当たり前なんだが、

だいたい何が評判を落とすのかというと、

どうも「 自己流 」が上司の目に余る為らしい。

これぁ毎度のことと言っていい。

和魂はどこにブチ込まれようと「 我流 」で通す。

「 正規の方法 」ってのでは土台結果を出せぬ性分を、自ら知悉しているからである。

したがって、異業種の場合、結果が出てくるのは「 体が慣れてくる 」3ヵ月目くらいになる。

それまではイマイチというか、まったく戦力にはならない。(断言するな




26になった今では、

営業マンも、夜の世界も、飲食も

販売業も、肉体労働も、

ちょこちょことツマミ食いしてきたため、

最早今では、「 学歴不問のものならなんでもきやがれ 」という感じだが、

若い頃は異業種につくたびに、エライ苦労をした。




アルバイトとしては、こいつはいささか出足が遅く、

カタギの正社員としては「 試用期間が切れる頃 」にバシバシ結果がでてくる次第になる。

以前に経験のある職種の場合は、七日もあれば結果を出すのは楽勝だが、

まったくの異業種の場合は、俺ぁ通常、独走状態に入るまでに3ヶ月ほど時間を要する。

もっと早くにブレイクするときもあるが、まぁ大体は3ヶ月である。






全く知らない畑に飛び込む「 業種変え 」にトライすると、

前述のように、俺ぁ最初の三ケ月は完全に「 お荷物くん 」である。

しかしながら、まったく本人は焦らない。(23・4の頃は焦ったぜ。笑

なんでってそれは「 キマリ 」だからである。(焦らないお荷物




これぁ、どこの世界でも一緒だが、

人間て奴は、人の第一印象を「 覇気 」で計る。

「 陰気 」や「 情緒不安定 」って人柄はまずもってマイナス評価に繋がる。

端的にいうと、ほぼ「 覇気だけ 」で渡世している和魂が、

面接に異常な突破力を誇るのは当然といえば当然といえる。

仕事をなかなか覚えねえのは、

「 3ヶ月経てば放っておいても俺は慣れる 」と、

ハナから「 真剣さがゼロ 」の所為もあるかもしれんが、

不思議なことに、このような「 お荷物状態 」でも、

評判が下落するのは「 上層部 」においてのみであり、

「 同僚 」の中の評価は終始一定している。

その評価とは、「 ○○○ 」である。(後述。笑




あくまで「 我流 」で押し通ろうとする和魂は、

大概の上司の怒りを当然喰らう。

そりゃあもう烈火のごとく。

怒り方は様々だが、その時々の上司の半分くらいは「 和魂追い出し 」を画策し、

色々ちょっかいを出してくる。

怒りながらも「 この野郎、まったく動じてねえな。しょうがねえ、ちょっと様子を見てみよう 」

とする種類の人間と、こいつは丁度同じ位の割合だ。

前者は三ヶ月目以降、和魂がメキメキしてくると、大人しくはなるが関係は最悪のまま。

後者は三ヶ月目以降、和魂を片腕として運用し、「 俺が育てたぜ 」みてえな寝言をほざく。





で、こういう前者の様な、

「 <自分の指図を全く訊かず、気の喰わない奴>を追い出そうとする手合い 」ってなあ、

まずもって過去にも「 陰湿な新人イジメ 」を行っており、

組織内部では「 いじめっこ 」として「 問題視 」されているが、

無駄に古株だったり、仕事だけは人並みにこなしやがるので、

誰もおおっぴらに批判できない立場を獲得している。(経営者本人だったりもするしな。





根が陰湿な彼らは、気に入らない新人に対し、けっこう無茶苦茶なことをやってくる。

これまでの被害者が、

「 大人なのに泣いて職場を去ったりする 」よーな非道な真似でいじめる。

小学生の「 無視 」みたいな姑息な手段や、

言い返せないことを前提にした嫌味なことを言ったりやったりする。

物凄いストレス(と思われるもの)が、新人を襲うわけである。

しかしながら、和魂の顔色は、依然として「 ド楽勝 」である。





こーゆー展開に慣れきっている和魂は、

予定調和として、万事の嫌がらせをハナから覚悟して「 我流 」を貫いている。

別段、殺される危険もないのに、いちいち阿呆の嫌がらせで凹むのは馬鹿げている。

態度は終始「 ふっ。下郎め 」てなもんである。

これによって余計に相手が激怒する。





したがって、本人、毎度「 おいでなすったな 」という感じで、

普通は「 いたたまれないような険悪な職場 」で飄々と、へらへら遊んでいる事になる。

あいかわらず、仕事の姿勢には全く危機感はない。

ムードは楽勝・余裕・飄々・淡々と、愉快痛快である。

90日で立場が逆転するのは「 既に決まっていること 」であり、

全ては時間の問題だからだ。






「 和魂め、一日も早く仕事を覚えようと言う姿勢は絶無だな 」というのは

すべての人間の目に明白なんだが、

同僚は

「 何故、あのような陰湿な攻撃を喰らいながら和魂は動じないのだ 」と、

論じるべきピントがズレてくる。

結果、「 和魂さん。もうちょっと危機感もって仕事して 」という印象より、

「 なんでアンタは、この悪環境で平気なのだ?」と畏怖の念を抱くことになる。

同僚からの評価が落ちないのは結構なんだが、

問題はいつのまにか和魂が「 バケモノ扱い 」されるようになる点だ。





「 なんでそんなにタフなの? 」とか

女の子が目をキラキラさせながら訊いてくる。

年下の先輩が「 和魂さん、どうして平気なんですか? 」とか

ありえない低姿勢で訊いてくる。

年上の同僚が「 今度事業起こすんだけどその根性が欲しい 」とか

俺は漫画家志望だっつってんだろ。ってのに誘ってくる。



流石にコイツラに対し、

「 3ヶ月ぼうっとしてればいいから 」なんてフザケキッタ返答はできんので、

俺ぁもう一つの「 本音 」を出さざるを得なくなる。





「 いつでも殺せる相手だもの。彼の耳が繋がっているのは俺が許してるからよ♪ 」

「 彼が生きていられるのは、俺が生かしといてるからよ♪ 」





若い時分から、散々命の取り合いをやってきた和魂には、

「 人が本気で殺す気になったら殺せない人間はいない 」という確信がある。

いつでも人は、人を殺せ、破滅させることができるのだ。

すなわち、誰かを攻撃し、不快な思いをさせるということは、

自分の命を、回避不可能な危険に、全面的に晒すというコトになる。

連中にそんな覚悟は微塵もない。

で、和魂は喧嘩をする時は、毎回命懸けでやる。

生きる覚悟がまるで違う。






ぶっちゃけた話、職場やらなんやらで、他人を罵倒・侮辱する輩ってなあ、

ここのところをまったく分かっちゃいない手合いであり、

夢にも「 自分が殺される 」なんてコトァ考えちゃいない。

そんな発想をカケラももって生きていない「 とことんヌルイ連中 」であり、甘ったれである。

こういう玉のいい加減な連中を「 仕留める 」なんざ、

殺すか殺されるかの修羅場を生きてきた和魂には、赤子の腕を捻り捥ぐようなもんであり、

「 生かしといてやってる 」のが現実なのだ。

したがって、下郎の矛先が一度「 俺の同僚 」に及べば、

その時点で奴の命は終わることになる。

和魂は時と場所をちょびっとだけ考慮し、

一切の容赦をせずに甘ったれを血達磨にする。(実際に何度かやって大変なことになりました。





上の様な「 和魂スタイル 」を断言(のちに断行したりもする)すると、

同僚は「 この人は普通ではない 」という、気がついてはいけない真実に気がつき、

仕事ができるできない以前に、和魂を「 特殊な生き物 」として見る様になり、

なんだかよくわからねえうちに、「 不動の評価と印象 」ができあがる。

とどのつまり「 物差しの外にいる人 」という評価・印象である。

で、これはたとえ「 陰湿上司 」が存在しなくても、

和魂の「 慣れたら死ぬまで働く姿勢 」によって、最後にはやはり定着してしまう。



寝言をほざいた社長の首根っこを捕まえたアニマルランド以来、

同僚の和魂に対する「 印象 」は、

トコロが変わっても常に「 埒外 」で完成している。




結果、極めて面倒くさい事態が発生する。






意味不明な人生相談が舞い込んでくる。

反体制の神輿に担がれる。

あまり好きではないタイプの同性に懐かれる。

何かといえば泣きつかれて頼りにされる。

面倒くさいことこの上なしである。






本来、和魂はあんまし「 人に付き合う 」のが好きではなく、

「 人に付き合う 」コトが煩わしくてたまらん性分なのにである。

俺ぁ独走が好きなんだ。独走が。

一騎駆け・単身丸腰が本分なのだ。

自分自身の人生は「 万事が挑戦・覚悟根性クソ度胸 」で乗り切ってきたものであり、

ぶっちゃけ、人に何かを問われても「 俺になれ 」としか言えねえぜ。(最悪







「 和魂さん、どうしたらいいと思う? 」

「 覚悟を決めろ! 」 で全部終わりである。






正直言って、自分の人生観は極めてシンプルであり、迷った記憶がほとんどない。

相談するにしろ、情報を集めるにしろ、

方向性はハナから決まっており、万事覚悟を決めるだけの話だ。

しかしながら、「 腹くくってドン 」というのは全員が全員できるワケでもなく、

しょうがなく俺ぁ「 親身になって相談にのる。付き合う。」という、

土台性分にあわねえ真似をやらざるを得なくなり、

卓袱台をひっくり返したくなってくる。




恋人や親友と違い、職場の同僚ってなあ、純然たる「同僚」であって、友人ではない。

だいたい、よく知らないし、俄然興味すらない。

にもかかわらず、相手がマジなので、俺も親身になってやらねばならなくなる。

つらい。

つらすぎる。



「 あの人に相談すれば?」とか、

ふざけた話をどっかの馬鹿がし始める。

休憩時間と就業後の「 相談 」に物凄いエネルギーを裂かねばならなくなる。

ぶっちゃけ、仕事より消耗する「 休憩とアフター 」が確定し、それが常となる。

死ぬ。




で、俺ぁあまりにも耐え難い毎日を強いられることになり、

慣れてきた職場を「 同僚の相談 」によって毎度去らざるを得ない状況になってくる。

上司と喧嘩別れとかした過去とはえらい違いである。



「 なんじゃあ、こりゃあ 」と叫ぶ。

まったくもって解決しない。



次回上京する際に、おそらく和魂にとって最大の障害になるのが「 いい同僚 」である。

そのためには、まず本性を隠すのが第一になってくるが、

俺がネコを被れるのは短期間のみであり、長期は不可能である。



おそらく、解決策としては、俺自身が「 苛める側 」になるのが手っ取り早いんだろうが、

如何せん、和魂はそーゆー面倒なことが嫌いである。

誰に対しても、殺す瞬間まで、何も考えず、ヘラヘラしていたい。(いい加減



ぬう。

どうしたものか。



最悪、「 働かない 」という選択もあるが、

俺ぁヒモになるのは断じて嫌なので、

またいつかみたいにバール片手に夜の自販機を襲わざるを得なくなる。(やめろ

保険金詐欺で暮らさざるを得なくなる。(やめなさい




「 きた相談に乗らない 」というのはナニか、

「 腑抜け 」のニオイがする。

嫌だ。



というか同僚の相談に乗るのが嫌で退社している時点で「 腑抜け 」なんだが、

それは忘れろ。

俺ぁ真剣だ。(自分のことだからな




上京までに、いいアイデアを浮かばせねばならない。













この上は、滝を浴びるほか、道はないようである。

山に住んでいて、よかったと痛感する今日であった。
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by 201V1 | 2004-09-29 21:23 | カテゴライズ前・生ログ
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