谷口・出撃

 2ヶ月間の準備期間を要した「 春よ来い祭 」は大盛況のうちに閉幕した。間違いなく、その日の小千谷市民会館大ホールを満たしていた一体感の密度は、世界屈指であったと断言できる。それはひとつの奇跡だった。幾筋もの涙が頬を濡らした。

 都合4組の飛び入りを受け入れ、終了予定時間は大幅にずれ込み、イベント終了は9時50分。撤収作業が完了したのは零時間際。

 イベントが終了し、僕は観客の一人一人とお別れの握手をした。

 「 こんなに楽しいコンサートは初めてでした。ありがとう 」

 涙を溜めながら感謝の言葉を残してくれたお客さんがいた。

 「 楽しかった。本当に楽しかった。ありがとう。 」

 何度も握手してくれたお客さんがいた。

 夢のようだった。

 市民会館の武田さんは、

 「 いつでもタダでつかってくれ。頼りにしてる。」

 と最後に抱きしめてくれた。





 奇跡の夜だった。





 4000枚のチラシ。

 準備に関わった200名のスタッフ。
 
 80名の当日スタッフ。

 60名のアーチスト。

 400名の観客。

 全員が破顔した夜だった。






 今夜、僕は数人の仲間たちと、福岡に行く。

 皆の想いと一緒に。




 もう一度、震災と戦うために。

 同じ空の下に生きる人々の1人として。

 南へ。





 

 
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by 201V1 | 2005-03-21 16:00 | カテゴライズ前・生ログ
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