餓鬼の顔


 となりに、16の小僧が眠っている。

 俺のテントで眠りやがった。

 



 どっか、自分の餓鬼の頃に似てる面。

 思えばもう、あれから10年以上も経つのだね。

 ちょうどコイツくらいの年頃で、

 俺ぁ世界と喧嘩を始めたんだった。






 何度、悔し涙を流しただろう。

 何度、自分の力のなさを呪っただろう。

 何度、空を仰いだだろう。







 こいつも今に、男の顔に変わっていく。

 クソみたいな世界にもまれて。









 ご先祖たちよ。












 願わくば、この小僧に、祝福に満ちた試練を。


 

 願わくば、ぎりぎりの幸運と出会いを。





 

 
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by 201V1 | 2005-04-02 03:12 | カテゴライズ前・生ログ
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