和魂のフタオヤ
犬も食わない


 記事を読んだ。

 二つほど。

 





 今尚健在な、親父とお袋の顔が浮かんだ。

 




 何を隠そう、

 和魂要塞は、和魂ママも読者だったりする。

 和魂パパが読んでいるかどうかは微妙だが、多分読んでねえだろうと思う。

 すくなくとも息子が中越に飛ぶ前までは読者ではなった。

 




 親父とお袋あっての自分だと、

 骨に染みて思う。

 ずっとである。





 生みや育ての親うんぬんの話ではなく、

 過去のいずれの時点でも、

 現時点でも、

 俺ぁこの2人に、

 活かしてもらっている。




 が為に、

 毎度毎度、無茶苦茶な生き方を選択しても、

 やおら口笛吹きながら、

 血反吐を吐けるんである。







 激突もあった。

 俺ぁ、俗に言うところの「 グレる 」という過程なくして、

 成人の仲間入りを果たした手合いであり、

 道理の通じない「 反抗期 」みたいなものもなかったが、

 納得がいかなければ、

 たとえ親・兄弟といえども容赦なく捻って差し支えのない凶暴な心の持ち主だったので、

 なんだかんだで24歳くらいまでに、

 母親の胸倉を一度、

 親父の胸倉を一度、

 「 了見を聞かせてもらおうか 」という趣旨で、

 無体にも掴んで引き寄せたことがある。

 物凄い表情で。( すまん






 まぁ、なんというか、

 其の時は、

 全面的に、

 彼らに非があった。( 断言するな





 しかしながら、

 あの程度のことを「 非 」と言うならば、

 俺が重ねてきた彼らに対する「 非 」の数々は、

 それこそ天文学的な数字になること、

 うけあいである。

 銀河が間違いなく破裂する。





 にもかかわらず、である。





 常軌を逸することが生甲斐のような、

 この様な馬鹿息子に対して、

 彼らは一貫して、

 真っ向勝負の人間付き合いを継続してきた。





 
 モノホンの親子の関係のような気もするし、

 親子というには、

 あまりに互いを「 人間 」として評価する傾向が強すぎる気配もしないでもない。






 親父とお袋の、

 息子に対する姿勢は、

 徹底して、

 「 それなら手伝わせろ 」

 である。





 何を基準に「 それなら 」なのか、

 向こうさんも、

 流石は俺の親だけあって、

 複雑怪奇な行動原理で生きているため、

 言語化は極めて困難だが、

 厳密性を度外視して表現すれば、

 「 価値があること 」ならば、

 あの2人は算盤を放り投げて、

 「 手伝わせろ 」と、

 腹をくくった面魂で吼えるんである。

 





 馬鹿だ。( 親を馬鹿とか言うな






 まぁ、

 冷静に考えて、

 彼らが「 誇りの息子 」と感じてくれること意外には、

 たぶん俺ぁ親孝行ができないと思われる。

 帰納法に基づいても、

 演繹によってはじき出しても、

 俺ぁきっと孝行できん。









 けれども、

 これだけは約束できる。









 人の寿命が、

 これからどれくらい伸ばせられるのか知らないが、

 俺ぁたとえ、

 1000年経っても、

 貴方たちが親であったことを、

 忘れないと思う。







 願わくば、

 次の世でも、

 俺を生んでくれ。






 おふた方にとっては、

 もう一度、

 いまの相手と連れ添い、

 そのうえ息子がまたこの馬鹿であることは、

 想像するだけで魂が抜ける事態であるかも知れないが、

 何卒、

 頼む。








 で、

 次回はなんとか、

 酒乱とヒステリーだけ治しておけ。

 迷惑だから。( 何様だお前は







 俺もこの次は、

 ちゃんと孝行するから。





























 


 息子より。



 父と母へ。

 
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by 201V1 | 2005-04-13 23:50 | カテゴライズ前・生ログ
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