気がつけばラクガキ


 癖という奴は容易に抜けない。


 本部デスクで助成金の手配をしているある日、


 ふと気がつくと、

 
 メモ用紙に「 軽装甲のカエル騎士 」を描いていた。


 今にも動き出しそうな躍動感である。

 
 やはり俺ぁ、天才だ。( 自画自賛のな









 覗き見たスタッフが一言。

 

 「 鰐口さんて、絵、やっぱ上手いんですね 」



 ・・・・・・・・・俺は漫画家志望だったつってんだろが!╬ビキキ









 ふと想う。


 俺ぁなんだって漫画家になりたかったんかなー。












 かなりどうでもいい気持ち。


 あれほど固執していた

 
 昔が、

 
 嘘みてえだ。


 









 いつのまにかね、

 俺ぁ、

 また、

 「 職業 」として、

 夢を捉え始めていたのかもしれん。









 また、

 総括と反芻の時期がやってきた。

 脱皮と羽化の時期である。

 一番意識がハッキリする、

 霧の晴れる時期が来た。

 








 まぁなんというか、

 俺にゃあ、

 わずかながらではあるが、

 人の心に触れ得るチカラが、

 ちょびっとづつ、

 備わって来た様である。

 ぐるぐる螺旋を描いた甲斐で。







 さてさて、

 この命、

 全体何処に突っ込もうかね。

 







 頭をまっさらにして、

 なんにもないところから

 よちよちと

 考えてみようか。







 漫画

 熊本

 中越

 福祉

 政治

 教育

 銭ずくの人生

 世捨て人







 どれもできるだろうよ。




 どれもやり遂げれるだろう。




 命を削りゃあ造作もない。



























 親父もこんな気持ちだったのかね。




 なんとまあ、目移りがするぜ。




 身体がひとつじゃとても足りねえ。




 だがそのどれも、



 命を尽くしてどうこうするほど、



 大きな可能性はもっちゃあいない。



 人一人の命の威力なんぞ、



 所詮はタカが知れている。











































 だからってね、


 喧嘩を降りる奴は、


 タコってゆーんだぜ。

 





 







 

 
 俺ぁ見っけた。

 





 丸ごとの歌を。







 




















 歌おう。

 すべての魂に代わって。















 俺ぁ、その、なんだ。











 皆の代理をやろうじゃないかと想うのだよ。




 変かね。




 俺にゃあ、至極、自然に思えるのだがなあ。

















 皆がしたくてできないことを。










 これまで散々生かされたんだ。








 



 物語を紡ごう。










 この星に生きる、人々の物語を。







 
 





 トコトコと。









 終わらない物語を、打とう。


















 命の為に。
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by 201V1 | 2005-04-14 01:44 | カテゴライズ前・生ログ
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