はないちもんめ

 手前の原体験てやつを、

 探っていくと、

 たまに奇天烈なものに、

 ぶっつかる。



 人間てやつは、

 相当に長じても、

 行動様式や行動原理の背景に、

 餓鬼の時分の記憶ってのが寝そべっていやがるもんだ。



 小生にとっては、

 「 はないちもんめ 」がそれだ。

 あの、

 「 欲しい人材 」がどんどん引っこ抜かれ、

 最後に、

 「 皆に必要とされていない奴 」が、

 取り残されるっつー、

 凶悪な遊びである。



 












 「 ○○ちゃんが欲っしい♪ 」











 黄色っぽい金属と、

 白っぽい金属の、

 どっちが金で、

 どっちが銀なのか、

 イマイチ区別が怪しい程に、

 幼かったあのころ、

 小生が、

 一番嫌いだった瞬間が、

 あの恐ろしい台詞を、

 敵チームが声を揃えて叫ぶ、

 あの時だった。





 まぁ、

 昔の記憶が確かなら、

 俺ぁ、

 予想にもれることなく、

 最後まで、

 残ってたわけよ。

 ぽつんとな。




 有難い原体験だと思う。



 
 餓鬼ってなあ、

 ほとんど本能が剥き出しで生きているようなもんだから、

 その生態には、

 大人が建前で隠している社会の本音が、

 そのままブチまけられている。

 容赦がなくていい。

 どっかの腐った教育者がお膳立てした、

 手をつないでゴールなんて嘘は、

 子供の世界にはなく、

 あるのは本能剥き出しの、

 血も涙もない、

 適者適存と要不要説だ。









 「 はないちもんめ 」












 あの記憶がなかったら、

 大事なことを知らぬまま、

 手前を磨くだけの動機を待たぬまま、 

 無駄に年月を重ねてただろう。




 人生ってなあ、

 「 はないちもんめ 」だ。



 

 






 



 

 





 


 泣こうが喚こうが、

 引く手数多の人気者と、

 誰も見向きもしねえ三品の、

 二つの極を持つ棒の上に、

 人は立って生きなきゃならねえ。

 花一匁ってなあ、

 それを示唆する最初に触れるもんなのだ。







 頑張れってな。



 
























 人間万事花一匁。






 花たちへ。


 
[PR]
by 201V1 | 2005-10-25 14:00 | カテゴライズ前・生ログ
<< 思わぬ展開・夢想だにせぬ今日 才能と才覚と >>