リターン・トゥ・チュウエツ

 10月に調子ぶっこいて仕事したツケが回り、

 至極厄介なお鉢が回ってきた。





 我々、

 本職の決戦販売士の世界において、

 売り上げを伸ばすのが極めて難しいという理由から、

 もっとも嫌忌される、

 路面店における、

 キャンペーンの依頼である。





 こともあろうに指名であり、

 クライアントの企業にとって、

 初の路面店での2日間に渡る勝負である。




 まぁ、

 明日は全力、

 明後日は死力を尽くして、

 尚、

 やばいのが明白だ。




 だいたいにして平日である。




 施策自体が正気の沙汰とは思えんが、

 クライアントがやるといったら、

 やる、

 んであって、

 我々、

 決戦販売士は、

 命を懸けるだけである。




 当然、

 路面店は、

 寒い。



 路面だからな。




 とゆーわけで、

 冬服を引っ張り出す。




 押入れの白い包みを開ける。




 現れたパタゴニア。

 絶対に小生が、

 自腹を切って買うような趣味じゃあない、

 化繊の高機能ジャケット。

 

 現れたフリース。

 絶対に小生が、

 テメエが必死で稼いだ金を投じて買うような代物ではない、

 着心地良好な軟弱な服。
















 思わず、

 声に出した。



















 「 物資だ 」



















 中越。


 真っ白な雪。


 薄暗いドーム。


 冷たいテント。

 
 あの突き抜けるような風。



















 あの始まりの季節から、

 もう1年。














 胸が詰まる。




































 友よ。

 

 
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by 201V1 | 2005-11-27 22:16 | カテゴライズ前・生ログ
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