扱い

 小生は、信じていることが、いくつかある。




 そのひとつに、

 仕事ってのは、

 本気でやるもんだという、

 狂気にも似た、

 信念だ。




 こと、

 頑張るということに関して、

 小生は、

 仕事という土俵で、

 負けたと感じたことが、

 自分はプロなのだと自覚した、

 いつかを境に、

 ただの一度もない。





 だれよりも、

 頑張る自分を、

 小生は知っている。




 結果が出るのは、

 それが努力の影響するものである以上、

 余人の及ぶところでなくて当然で、

 でなくては、

 実も蓋もふっとぶ。




 
 だれよりも、

 俺ぁ、

 結果にこだわる。





 結果がすべての世界で、

 生きることを選んでいるからだ。





 結果のためなら、

 寝る間を惜しんで血肉を削り、

 ご恩に報いるのが、

 男の道と、

 俺ぁ信じる。




 それを踏みにじるなら、

 小生は、

 今も昔も、

 相打ち覚悟で出刃を抜こう。















 小生は、

 仕事のイロハを、

 アニマルランドで叩き込まれた。

 


 もっといえば、

 生き方のイロハと言ってもいい。




 仕事ができないのは、

 無能の一言でいいとして、

 する気概がないならば、

 「 死ね 」と、

 おらが上司は、

 俺に教えた。















 「 死ね 」と。
















 小生は、

 実際、

 仕事ができない新米に対しては、

 ありえねえ程に寛容なことで知られているが、

 「 する気概が無い 」手合いに関しては、

 人間扱いしない。







 「 そんな奴は死ね 」と、

 強く強く、

 魂が叫ぶからである。

 気概がねえのに勤め人の皮を被る奴は、

 盗人と変わらん。

 くたばってしかるべき世の中の癌だ。






































































































 だれよりも、

 実を粉にして頑張る小生は、

 その鬼気迫る姿勢から、

 態度がところどころ無茶苦茶なのにも関わらず、

 いずれの職場でも、

 破格の評価と待遇を受ける。






 

 小生には、

 仕事が終わったとき、

 立って歩けるのは、

 余力がわずかでもあるのは、

 サボっていた動かぬ証拠という、

 何時代でも通用しない歪んだ観念がある。








 その意味では、

 俺ぁいつだって、

 どんなにボロボロになっていたときも、

 現場で倒れたことはなく、

 いつだって、

 確実に命を寸止めし、

 ミリ単位でサボっていたのだ。








 だから、

 ある水準を越えて、

 仕事上でクライアントに誠心誠意感謝されると、

 どうしようもなく、

 申し訳ない気持ちになる。






 


 ごめんなさい。

 俺ぁ、

 今、

 立ってます。

 立っていられるんです。

 ごめんなさい。

 俺ぁ、

 まだ、

 立っていられるんです。







 そう、思うのだ。




















 小生は、

 ご恩と奉公の仕組みを信じている。






 よって、

 それを反故したり、

 おちょくった真似をしやがる手合いには、

 財界のドンだろうが、

 大手企業だろうが、

 クライアントだろうがなんだろうが、

 喉笛に喰らいついて、

 たとえ敵わぬまでも、

 ド肝を抜いて、

 五分の魂の凄味を味あわせてやる。

 必ず血を流させてやる。





 なめるんじゃあ、ねえぞ。と





 信仰というのはそういうもんであり、

 人はそれでいいからだ。





 最後の土壇場で、

 やんのか、てめえ。という、

 啖呵も吐けずに、

 テメエの食い扶持ほしさに働くならば、

 そいつの性根は奴隷と変わらん。




 その意味では、小生は、

 すこぶる傲慢だ。




 











 だがね、

 感謝されるたびに、

 思うのだよ。





 俺ぁ果たして、

 感謝されるほどに、

 頑張ったのかと。

 今、

 立っているじゃないかと。











 こういう人間に、

 小生をしたのは、

 どうにも、

 アニマルランドである。







 小生は頑張る。

 感謝されることに、

 甲斐を感じながら、

 いくばくかの後ろめたさを感じながら、

 きっと、

 ずっと働くのだ。





 差し違えを狙う気持ちと、

 後ろめたさの狭間で、

 小生は、

 頑張る。







 それが、

 ご恩と奉公の道と信じて。





 





 




















 恥じ入ると言うのは、

 そういうことをいうのだと、

 アニマルランドで学んだからだ。





 



 

 それが人間の本道なんだと。













 小生は、感謝している。

 こういう人間にしてくれた、

 アニマルランドと言う、

 有給も、

 代休も、

 賞与も、

 マトモにゃなかったあの会社に。
















 小生は、

 あそこで、

 男になったのだ。









 学校じゃあ、

 決して教えちゃくれない生き方を、

 あの毎日は教えてくれた。





 












 人間の本道を。

 
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by 201V1 | 2005-11-29 00:13 | カテゴライズ前・生ログ
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