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幻視天国
夢のお話をしたところで、今回は「幻視」である。

小生は、こどものころから見続けている「幻視」がある。ここでいう「幻視」とはいわゆる「幻覚」とは違う。それは目に映るのではなく、なんらかの作業をしている時に、強制的に後頭部のあたりに投影され、脳のイメージをつかさどる部位に、直接送られてくる「映像」をともなったイメージの連続であり、「物語」である。拒絶できないという意味では幻覚も幻視もいっしょだが、幻視はあまり現実世界のへの実害はない。もっとも投影が始まると作業効率は絶望的になるけれど。笑


幾度となく繰り返される「イメージ」には2種類あり、ひとつが「電撃マンとふわふわマン」の物語。もうふとつが「光の女戦士」の物語である。





比較的、「電撃ふわふわ」の発現は新しく、「新参の幻視」といえる。ストーリーは単純至極である。

まず、暗い紫の背景の中で「電撃マン」が現れ、彼はビリビリしている。

「電撃マン」はカラダ自体が電気で出来ているが、感電もするという奇特な人である。

星型三頭身の「電撃マン」はずーっと感電しており、ビリビリしている。

「電撃マン」が10秒くらい感電したあと、場面が切り替わり、「ふわふわマン」が現れる。

「ふわふわマン」は霧とマシュマロの中間みたいな質感をしており、ふわふわ歩く。

彼が3歩くらい歩くと、また場面が「電撃マン」にかわり、彼はびりびりしている。

これがエンドレスで続く。

変な映像である。





一方「光の女戦士」の物語はちょっと異質である。物語のキャストに、201V1自身が含まれる場面と、含まれない場面がある。よーするに、自分がその場にいる感覚で見ている場面と、こっちの世界からあっちを除いている場面の異なる局面がごっちゃになっているんである。



まずはじめに、霧の中を真っ白な舟が進んでいる。

舟はとても大きくて、ちいさな山くらいあるんだけど、艦橋はなくて甲板はまっさら。

舳先に軽装の女性が立っている。少女といってもいい。

彼女が剣をかざし、鼓舞すると、シーンは代わり、場面は機関室になる。

機関室はとても薄暗く、どんよりしている。

ボロをまとった2人の男がいて彼女の鼓舞を聴き、無気力に互いに仕事を押し付けあう。

シーンがまた舳先の少女に移る。

彼女は男達を叱咤し、剣を振りかざす。

するとそれど同時に雲が割れ、太陽が現れ、日輪の中に盲目の若い女性の顔が浮かび上がる。

そして舟が光に包まれ、物語は大団円を迎える。

で、最初のシーンに戻る。





子供の頃から幾度も現われる幻視である。

これを義理の叔母に話したところ、彼女は「トリハダがたっちゃった」といった。

なんでじゃろう?

たいてい難しい数学との格闘中に幻視は現われ、小生はたびたびこれに悩まされた。頭がみんぐるからである。



なんども数学のテストをパーにした幻視ではあるけれど、個人的にはこの映像がすきで、今度は何時見れるのだろうと、楽しみにしている。

でもここ数年、全然みない。

残念である。
by 201V1 | 2004-05-16 23:30 | ◎一行日記
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