ウナギ交換日記(面白いので近日中にカテゴリ新設

先日ブチ上げた「 スタンド・バイ・ミー 」 を読んで、ウナギAがなげえコメントをくれました。

事実上のトラバです。笑

これから返信を書きますが、奴には無断でウナギの全文をアップします。

これはね、公開に値する文章です。

我々と同時代に生きる若者が、「 セコンド 」という概念に触れ、

それをキッカケに自己のスタンスを再評価しようと試みる過程の物語です。




小生はね、こーゆーのがトラックバックの真髄だと思う。

願わくば、エキサイトブログ上で、こんなやりとりがどんどん行なわれることを望みます。

ブログってなあスゴイね。

セメンティックに人間が交差する。

火花を散らしながら、眠ってた歌を紡ぎだす。




小生は、こんなトラバには、

その相手が誰であろうと、

全身全霊をこめて、自分の言葉を返します。

木霊には木霊を。

歌には歌を。




ブログを発案した人が、どこのだれかは知らないけれど、

心から、今日、賛辞をおくります。




見も知らぬ人よ。

貴方は人を分断するカベに風穴を空けた。

後進はその穴をさらに広げ、いつかこの壁をまるごと取っ払ってみせます。








あんたの偉業を無駄にはしない。








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以下、スタンド・バイ・ミーを読んだウナギのコメント






俺は、貴方の何かな?後援者や支持者、信奉者や同志同胞?それともセコンド?


おそらくセコンドではないだろう。もちろんセコンドでありたいかも。
ぶっちぁけいえば、後援者や支持者、信奉者や同志同胞とセコンドは一緒でしょなのかなと思う。解釈の違いだけどね。



貴方の言ってることは、そこに違いをつけるのも言いたいことは分かる。でもね、俺が思うに人それぞれが勝手に思い、考えることは、そこではなく、個人が人に求めることでは?


それが何であろうとも!


人はもちろん生まれながらにして孤独であると思う。しかも、わがままで、何かを欲してる。
孤独に対しての付随は、すべて、利害関係なのでは?と、思うときがある。(ここから脱線気味

利害関係ということばは、言葉の意味としては、悪いイメージではなく、よいイメージで受け取ってほしい。(キャッチアンドリリース?すべては自分のために


なぜか?



俺が思うに、利害関係とは、人の幸せを願ったり、叶えたり、力になることだったりすることすら、自分がそれに対してすべては自分のためであると思うこと。
しかも、自分が人から何か嫌なことであったり、辛いことであったりすることですら苦では決してなく、そうと思わずに、すべてを、自分の力に変えること。
この人は、人の笑顔、喜びなどを見たり感じられたりすると自分の、やったことによる行動が、喜びに、幸せを感じるのではないか?
どう思うかであると思う。(文章入れ替えして微妙な表現



それを良いと思えば、利であり
それをいやと思えば、害なのかもしれない利は、すべて利なのである。



勿論、こんな特異稀で聖人の様な人は ,いないかも知れない。
これだと利害関係ではなく利の関係のみである。
しかしながらなぜ利害の害が在るか、不完全であるから、貴方が前に書いたように、人は成熟し切れてないからだと思う。
結局、人は自分が求めるほど素直ではないのかもしれないってこと。
それでは満足いかないんだよね。
常に誰かに何かを求めてる。(ここまでがんばって解釈してください



ってな感じで書いたけど、どうでしょう?
いやー、言葉にすると難しいね?
結局俺が言いたかったのは、自己満足の世界なんだけど?(キーボードうちながら言いたいことを忘れてる

んで、
自己満足?偽善?利害関係?
結構である。
なんだかんだ、俺は、この文章を書いてる時点でわかるように、貴方の文章うに感銘を受け、かつ、自分のいまいち納得のいかないことに対して自問自答して、この文章を書いてるのかもしれない。(意味分からん。しかしながら文章はつづく


なぜか?


語彙が少ないため?いいわけだけど表現しきりませんってこと?(ほんとに意味不明
俺の意見は、それってスペシャルな存在ってこと?
いろんな意味での伴侶ってこと?{何だこのはてなは(いろんな意味でのって書いといて




つまりは、人はセコンドを見つける、感じる、そして、自分もそれになれってこと?
自分で言うのはなんだけど、俺は貴方の言うところのファイターなのかもしれない。
そして言うなれば自分の周りにいる人たちって言うのは後援者や支持者、信奉者や同志同胞なのだと思う。



そしてあなたがセコンドであると思う。思いたい。
貴方は俺のスペシャルだから



しかしながら俺は、それすらも利害関係として、利の関係として求めてる、努めてる。
そんな自分が怖いなと思う。



いつから俺はこんなに人間不信になったんだろう

いつから俺はこんなに寂しい考えしかできなくなったのだろう

誰か俺になけなしの笑顔を

やれやれ、文章書くと、俺、鬱気味?誰かこんな俺に惚れて








ハーすっきり



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いい具合で脱皮しよーと、もがいちょるA。

今のおめえ、なかなかに激カッチョいいぞ。

飄々とした、いつものAにも色気があるけどね、

風色の仮面の下で長いこと出番を待ってたもう1人の君が、今日はちょっと透けて見えるぜ。




この文にゃ、羽化しようと土から這い出た蝉の幼体の意気地が満ちてる。

あともうちょっとで目的の木だ。

ぎゃんばろーじゃねえか。親友。




ひとつづつ、俺ン中の応えを書いていく是。

艶のねえ方法だが、

Aの文体にあわせると、小生の文もごちゃごちゃになっちまうから。笑






まずは、「 利 」についてを皮ギリに。

これって損得とは明らかに異なる概念だね。

ぶっちゃけ小生は「 損得 」で生きてる「 つまんねえ人 」とは無意識に距離をとるので

Aが言ってることが「 そうじゃねえ 」ことは瞬認できました。笑





ひとつね、小生が知ってるちょっと恐ろしい真実を書きます。

どうか気合入れてたも。

凄くね、胸糞が悪くなる真実です。

でもね、目を背けちゃならねえの、コイツからは。

じゃないと永久に人間が掴めないまま人生を棒に振ることになる。

だからね、「 今 」はいつだって書きたくないと思うことだけれど、

「 生涯 」の為に、今日、迷いを捨てて書きます。

多くの人を傷つける、クソみたいな真実です。







人間は、「 気持ちのいいこと 」しか望まない生き物です。

この点で、全人類は過去も未来も共通して「 自分本位 」なまま存在してます。



これは普遍的な真実です。



あらゆる犠牲的な行為も、英雄的な所業も、悪魔的な蛮行も、

全てが「 気持ちいいから 」人がそうすることを選んだ結果です。

人間は、「 気持ちの悪いこと 」は絶対にしない。

いつだって行動原理は「 気持ちいい 」で動いてる。




チャルノブイリの原子力発電所が暴走した時、

多くの消防士と研究者が「 死を覚悟して 」石棺を作り上げました。




NYの貿易センターが瓦解した時も、

身の危険を承知で救助に向かった消防官が命を落としています。




先の大戦で、多くの若者が、片道分の油しか積んでいない練習機に乗り、

太平洋で散っています。




その頃、南の島の崖下には、

万歳と叫びながら宙に飛んだ多くの人々躯が転がっていました。





南京大虐殺がなかったことは既に多くの証言が証明していますが、

日本軍が捕虜の虐待と虐殺を繰り返していたのは紛れもない事実です。

実際に従軍した下級将校の多くが、「 常軌を逸した非道があったこと 」を今日に伝えています。




ベトナムでは、多くの非戦闘員が米兵に虐殺され、

我が国では、それを支援する国家権力に反対する学生組織が形成され、

果ては学生同士の殺し合いにまで発展していきます。




ルワンダでは、民族が違うというだけで、隣人が隣人を殺し、人口の3割が殺害され、

バルカン半島では、

共産政権の崩壊とともにエスニック・クレンジング(民族浄化)の嵐が吹きました。

記録では12歳の女の子がレイプされたという報告まであります。




「 十字軍だ 」と国家元首が叫び、それを合図に侵攻を開始したイラクでは、

すでに多くの報道で知られるとおり甚大な人権侵害が行なわれています。






英雄は証言するでしょう。

「 人としていかないわけにはいかなかった 」と。



悲劇の主人公は言うでしょう。

「 それしか方法がなかった 」と。



悪漢はのたまうでしょう。

「 本位ではなかった 」と。









だがね、真実は違う。

クソみたいな真実は、そうじゃないんだ。





英雄は「 そうしなければ気持ち悪いから 」身を挺したのである。

悲劇の主人公は 「 気持ちよくも悪くもない道 」をあえて選んだのだ。

悪漢は「 気持ちいいから 」蛮行に手を染めたのだ。





動機は同じである。

違うのは、それぞれの心が、何をもって「 気持ちいい 」と感じるかだ。





Aよ。

人間はすべからく、君の言う「 利 」で動く。

「 気持ちいいか否か 」でしか人間は動かない。

だからこの真実を真正面から受け止めろ。

受け止めるんだ。

勝負はそこからしか始まらない。






人の素晴らしさは、行為の「 動機 」にあるんじゃない。

人の素晴らしさは、動機を生む「 心 」そのものにあるんだ。






一緒に4年間、柔道教室に通ったね。

冬の朝練習はきつかったよなあ。

多摩川まで走ってそのあと練習。

俺はしもやけでいつも半べそかいてた。

お前はそのあとテコンドーもやったんだろう。

俺らがずっと学んできた「 殺し技 」が、希望なんだよ。






むかしっから俺ら日本人は、キリスト教国やイスラム教国と比較して、極度に信仰心が希薄だった。

他の文化圏が倫理観の母体を宗教に求めることができたのに対し、

俺らの国じゃそれがかなわなかったから、代わりに武士道が倫理の母体となって今日に至ってる。

宣教師の役回りを、うちの国では講談師が肩代わりしてたってワケ。(類を見ない文化

本来「 殺し業 」であるはずの武芸が、「 武道 」の性質をもった理由がここにある。






「 武道 」が求めた道は、「 英雄の心 」を人の中に芽生えさせることにある。

そしてその先には「 真にヒロイズムを超えた成熟した人間像 」がある。

大事なのは、ちゃんと「 心を育てること 」なんだ。





Aよ。

おめえはちゃんと、心を育ててきているぜ。

これからも、「 利 」を求めてひたむきに生きろ。

チカラを注ぐべきなのは、「 利 」で動く自分に悩むことじゃねえ。

チカラの注ぎどころは、くたばる日までに、どこまで武の道の先へ先へといけるかだ。

行こうぜ、一緒に。戦友よ。

鍛えるんだぜ、義侠の心とともに歩んで、それでも尚

決して潰れることのねえ精神力と土壇場力と実行力を。





俺らはね、同胞であり同志だ。

セコンドじゃねえ。

俺はお前のセコンドにはなれないし、

お前もまた俺のセコンドにはなれん。

2人ともが生粋の前衛・ポイントマンからだ。

ガキの頃にボラれた借りを、世界にノシつけて叩き返してやらにゃならない。

鉄拳とともに。





ピンチの時はね、支えあうこともできるだろう。

だがね、戦う場所は同じじゃない。

任地が違う。

それぞれが別の戦いに身を投じてる。



それにね、コイツはポイントマンの2マンセルでどうにかなる戦いじゃないんだよ。

俺たちが思い通りに生きるには、

奪われたモンをブン取り返すためにゃ、本職の衛生兵のバックアップが必要なんだ。





世界には、2種類のファイターがいる。

前衛の突撃兵と後衛の衛生兵だ。







俺らに必要なのは、真性の伴侶だ。

専属の衛生兵がいなけりゃあ、戦の最後まで、全力で戦うことなんかできねえ。

前しか見えねえ突撃兵のコンビじゃあ、途中でマシンガンをぶっ放す大事な指がもげちまう。

整備で下手うてば、突撃しつ続けるゼロ戦のエンジンが焼ききれちまう。

フルスロットルで走り続けるにゃあ、どうしたってセコンドのバックアップが不可欠なんだ。





いいかね、

俺たちはいいコンビだ。

ただ存在してるってだけで、引き金を引く指にチカラが溢れる。

だがね、それだけじゃ最後まで満足には戦えねえ。




世界はファイターで満ちてる。

その殆どが、何かを取り返すために銃を手に取った突撃兵だ。

銃は重くってカサばって、とても誰かをずっと支える余裕なんてない。

だから衛生兵が必要なんだ。

人を支えるチカラを何度も蘇らせてくれる衛生兵が。





衛生兵は圧倒的に少ない。

人を支えるチカラを突撃兵に蘇らせる天分をもった人間は、ものすごく希少なんだ。

突撃兵の進退の際は、この衛生兵にかかってる。





男の突撃兵の勝負は、女の衛生兵が

女の突撃兵の勝負は、男の衛生兵が、

鍵を握ってる。





突撃兵同士でも、幸せにはなれるだろう。

だけど最後まで戦い続けることは無理だ。

で、この勝負にコッチのKO勝ちはない。

勝利するには判定しかねえ。

だったら最終ラウンドまで戦うしかねえんだ。





打ち勝とうぜ。この喧嘩に。





「 利 」に惑わされるなよ。

大事なのは動機じゃなくってそれを生む心だ。

そしてその心の消耗をカバーしてくれる女房がどうしたって必要だ。

喧嘩に勝つにはそれしかねえ。





捕まえたら、放すなよ。

自分を何度も蘇らせてくれる人間なんて滅多にゃいねえ。

ほとんどの人間が、めぐり合うことなく、おっ死んでく。

だから捕まえたら、何が何でも手放しちゃダメだぜ。

こんなこと、言われなくても出会っちまえばゾッコンになっちまうんだろーけど。笑





親友。

がんがるぞ、最後まで。

立派に戦って次代にバトンを渡すんだ。

そのとき前のめりでぶっ倒れたってちっとこカッコ悪くなんかないんだぜ。





きっとその時の砂の味は、ガキの頃に味わった苦さとは、全然違うハズなんだ。












うまぜきっと。

それこそ涙がでるくらい。
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by 201V1 | 2004-07-20 20:08 | カテゴライズ前・生ログ
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