小生は酒飲みだが、時期によって飲んだり飲まなかったり激しく変わる。

ストレスで飲むからである。

小生は、抑圧されることで酒量が増える。劇的に。

自殺行為に等しい飲み方を開始する。

殆ど病気である。





元来、勘の強い人殻である。

一般社会で、真っ当に暮らすには土台性根が先鋭すぎて向いてない。

しかしながら向こうが向かなかろうが食わねばならんのが浮世の常であり、

ネクタイを締めたりもしなければならん。

愚劣な上司と戦いながらなし崩し的に営業成績を上げねばならん。

ついた仕事が厄介極まる人材ビジネスという不幸も重なり、

小生の企業戦士生活は荒れに荒れていた。

大時化の2年間である。

24から26まで、殆どアルコールだけ飲んで仕事していた。







一月の飲み代は7万近くかかっていたと思われる。

手取りの給金と会社から騙し取った立替交通費を合わせて26万くらい。

この内の12万が家賃と光熱費と生活費に消え、

8万が同居人の借金返済と通院費用に飛んでいく。

残りは全部キレイに飲んだ。

痛快な自転車操業ではある。

本人は死にそうだ。





そーゆーワケで、酒量が増える。

朝起きて17度の果実酒を生のままでガブ飲みして出社。

で、だいたい1日に17時間くらい就労する。

当然家に帰る電車に乗るのは深夜になる。

日付が変わってから、コンビニのワンカップを胃に流し込んでショットバーへ。

自殺する勢いで飲む。







金が無い時は、ワンカップが3カップとか4カップになる。

要するに、コンスタントに飲んでいた。

ショットバーで飲むのは40度の芋焼酎のロックである。

日本酒に例えれば、毎日5合くらいツマミも喰わずに飲んでたわけだ。

阿呆である。






飲んでも楽しくなんかなりゃしねえ。

ただ、ささくれだった神経をなだめる為の酒である。

酔いもしない。

10代の頃の楽しい酒なんか忘れ果てた人間の呑み方である。

20代中頃の人間の呑み方ではなかった。






厳密にシラフでいる時間が極端に少ない日常を送っていると、

人間嫌でも酒に強くなる。

元来、酒がカオに出ない小生は、遺伝的には酒に弱いほうではないんだろうが、

それでも昔は吐いたりしていた。

アルコール漬けの暮らしをすると、そういうことがなくなる。

酒が水に変わっていく。





2年で酒客になった。

悪酔いもしない、二日酔いもしない、酒で人が変わらない。

何のために飲んでいるのか全然わからない。

無茶苦茶な酒との付き合い方である。

40度の焼酎なんぞ屁でもない自分が、あの2年間の小生だった。

全ては水だった。







今、少量の酒で、ほろ酔いになる自分がいる。

2合も飲めば、クラクラくる。

これが正しい酒だと思う。

旨い酒である。





2年間のやさぐれ生活で培った酒客としての気概を忘れずに

このままいい酒を飲んで行きたいと思う。





酒のまずい人生は、金輪際、ゴメンだ。





小生は、美味しくお酒を飲むんである。
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by 201V1 | 2004-08-22 18:55 | カテゴライズ前・生ログ
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