仙界解体新書・改訂版。

手元にある全ての資料を元に、

「 正しい(辻褄の合う)古代中国仙界の雛形ァ 」を造る!

じゃなけりゃ後々困るだろうが。( 激怒





以下は道教を専門とする識者の文献を元に、

「 中国神話が破綻するととても困る 」管理人が新規に制作した、

「 正しい中国神話世界 」です。( 勝手な歪曲とも言う

何処に出しても「 OK 」がもらえる仙界観ではありませんが、

本物よりも遥かに「 上手く美しく 」できています。爆笑

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まずだな、

和魂的解釈における道教っつーか中国神話の最高神だが、

この爺の正式な号は「 大羅天玉清聖境元始天尊 」という。(とするとも言う。

名前は楽静信である。

住まいは三十六天のうち最高の位置にある大羅天・玄都の玉京。

中国神話はこの爺さんを中心に発展・構成される。



まずは世界の成り立ちから説明しよう。

中国版創世記である。( 長いのではしょりながらいきます。

てゆーか、これで神話はお仕舞いである。

カンタンだ。カンタン。( うそつけ




まずだな、七面倒臭いことに、中国には創世記が二つもある。

元始天尊を基にする説と、盤古真人(元始天王)を基にする説である。

ヘタするとコレに伏羲と女娲の創世記まで入ってきて三つ巴の大混乱である。

流石中国、いちいちすることが余計だ。

ハナから全力で破綻しやがるとはいい度胸である。

2度手間3度手間である。

オッペケペにふざけている。

イキナリの難問だ。

どうにかしてこの3つを矛盾なく融合せねばならない。 

どうせだからこの際「 封神演義 」もうまいこと取り入れてやる。

ついでに民間信仰と五行引用思想も取り入れる。

やってやるぜ、ド畜生。( 神業じゃん



しょうがねえ。

漢民族が周辺民族を併合していく過程で発生したと思われるエピソードを削りながら、

それを補完する実存してる諸伝承を加え、

破綻のない創世記の再構築を試みるしかない。

いくぜ。凡俗!( 凡俗はお前だ。



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○ 和魂版・中国創世記( 封神演義を越える無法。天に通ずるだろう。←てきとう







まず最初に、無から、無形象天尊( 玉帝上皇・天帝・最古の思念体)が生まれました。

そのあと無明天尊( 盤古真人 ) が生まれます。

その後、悠久の時を経て、「 元始天尊( 妙一・太極 ) 」がオギャアと生まれ、

元始天尊の生誕によって全てのものに名称と実質が備わり、世界はようやく始まります。

五行陰陽世界のスタートです。

やがて軽く澄んだ気「 陽 」が 上昇して天(天界)となり、

続いて重く濁った気「 陰 」が沈んで地(幽界)となりました。








元始天尊は天帝の命を受け、

三元( 混洞太無元・赤混太無元・冥寂玄通元 )に別れ、

天仙の住まいの中枢となる「 三清境 」を天に造ります。

これを統治するのが世に名高い「 三清 」です。( 3人の最高仙。三宝仙。元始天尊の分身です。 )






すなわち、

始青の玉清境・清微天を治める天宝君。玉清聖境元始天尊。

元黄の上清境・禹余天を治める霊宝君。上清真境霊宝天尊。( 太上道君・通天教主 )

玄白の太清境・大赤天を治める神宝君。太清仙境道徳天尊。( 太上老君・老子 )

がこれにあたります。

それぞれが後年の太極仙、妖仙、人仙の師にあたり、

このことから道教では太上老君が最高神とされていますが、

道教の経典である洞真部(大乗)・洞玄部(中乗)・洞神部(小乗)は、(三洞と言ふ)

それぞれ元始・霊宝・道徳の三清によって説かれたものとされています。

(道教はこれの三洞に四輔を加えて全経典になりまする)



三清境の発生をキッカケに、

雷の化生した九天応元雷声普化天尊や、

北斗真君、南斗真君などの最古の神々が三清境に配置されていきます。

その後続々と天界が創造され、

天に三界三十六天(欲界5・色界17・無色界3・四天・三清・大羅天)が揃います。

次に元始天尊は幽界に「 豊都大帝 」を派遣し羅豊山を築くことを命じ、

幽界を24の地獄に分割させこれを統治させました。

天界と幽界の成立です。





これと同時に天幽両界の成立を確認した巨神・盤古真人は

それまで陰陽の狭間を埋めていた己の役目の終わりを悟り、息を引き取ります。



死んだ盤古の息は風と雲に、

左目と右目はそれぞれ太陽と月に、

四肢と胴は五方位(青龍・朱雀・白虎・玄武・黄龍の五神の誕生)と

五大山( 東岳泰山・南岳衝山・西岳華山・北岳恒山・中岳崇山)と

三神山( 蓬莱山・方丈山・エイ州山)に、

血は川に、

筋と血管は道へ、

肉は木々と土へ、

髪と髭は星へ、

体毛は草と花に、

歯と骨は金属や石に変じ、

汗からは露が生まれ、

最後に体内のノミや寄生虫が様々な種族( 五虫 )の始祖となりました。





これによって天・地・幽によって構成される「 世界 」が成立します。







第一次人類史の始まりです。( 神話時代だけどね







これより長い間、

仙界は仙界独自の発展を遂げ、

人界は人界独自の発展を遂げることになります。








この間に仙界の拠点を地上に設けたは2名の天仙でした。


東華至真の気から化生し東方を治め、太陽を司る木公、東王公。

彼は遥か東方の碧海の中央にある巨大な扶桑樹に宮殿を構え、後に男仙の国・東華を統べました。


西華至妙の気から化生し西方を治め、月を司る・金母、西王母。

彼女は西極の神山、崑崙山の頂に宮殿を構え、女仙の国・西華を後に統べることになります。





東王公と西王母の頑張りを尻目に

人間達は騒乱の時代も得ることなく、平穏の中で暮らしていました。

平穏が崩れたキッカケは、

ある男が雷公( 下位の雷神 )を捕らえ、

コレを殺さんとしたからでした。(この時代の人間は神と同等の力があったと思われます。





囚われた雷公は男の2人の子供に助けを請い、

不憫に思った兄妹は彼の縄を解いてしまいます。

雷公は兄妹に己の犬歯を授け、それを土に埋めるように言い残して天に去りました。

土に埋めた雷公の犬歯は一晩で巨大な植物に姿を変え、大きな瓢箪を実らせます。

そして翌日、天地を揺るがす大洪水が世界を襲ったのです。

眷属を侮辱され激怒した九天応元雷声普化天尊が、

人類の尽くを滅ぼす為に呼び寄せた未曾有の天災でした。

兄妹は瓢箪の船に乗ってこの洪水を逃れ、( 実際にこういう伝承があります。

2人きりで第二次人類史を生きることになります。





兄妹の名を、伏羲と女娲と言いました。

2人は中華版アダムとイブになります。





もっとも単純に繁殖なんてことはしません。

中国はファンタジー。

時節は依然神話時代です。

やりたい放題なワケ。( 俺が勝手にって意味ではない。




女娲は黄土から360体の人間をつくり、

伏羲はその王となり「 陰陽説 」を完成させます。

伏羲の統治は111年におよび、

その後は新たに生まれた人間「 炎帝・神農 」が人の王になりました。

伏羲と女娲はそのまま人の歴史を見守る為に人間界にとどまります。

この3名をして「 三皇 」と呼びます。





そして遂に「 五帝 」の時代がやってくるわけです。

「 炎帝・神農 」を倒した「 黄帝・軒轅 」の一族が5代に渡って人類を統治します。

最後の神話時代です。(神農・軒轅は異父兄弟に当たります)

軒轅は「 八卦 」を発明しました。




伏羲・神農・軒轅の時代は、

天界(仙界)と人界の間を皆が自由に行き来することができました。

よーするに、神々と人の差があまりなかったワケです。

この時代の人々は、首を落とされた位では死にませんでした。( こええ

これが激変したのは2代皇帝となった帝颛顼(センギョク)の時代です。





炎帝・神農の子孫である祝融の子・共工と帝颛顼の間で起こった帝位を争う大戦が原因でした。

で、この戦いで激怒した共工は天地の柱である不周山に激突。

これを破壊します。

天地を繋ぐ柱が破壊されたことで、神々は天界と人界を自由に行き来できなくしました。

天は傾き、北西が低くなり、大地は南東がへこみあらゆる川がその方角に流れるようになります。

正に空前の人災でした。

創世記の八卦(先天八卦)、先天の図(下)は崩壊し、

          南      
        
乾(天)      
   
    兌(沢)     巽(風)    

東 離(火)       坎(水) 西
   
    震(雷)     艮(山)    
 
          坤(地)      
         
北  






後天の図(下)で表される新世界が現れます。(大雑把に言うと、天地の気の交流が断たれたワケ


            南      
          
           離(火)      
      
      巽(風)       坤(地)    

東   震(雷)          兌(沢)   西
   
     艮(山)       乾(天)    
 
            坎(水)      
            
            北  




女娲の「 亀を殺してその足を支柱に天地を支える 」という奇策がなければ、

世界はこれでお終いでした。( 中華の四柱は亀の足です)





これがきっかけで、中国神話世界は

急激に「 勢い 」を失います。

天の陽気との交流を断たれた人類は

瞬く間に「 リアルな脆弱な人類 」へとパワーダウンしていきました。

事実上、この事件を機に神話時代は終わりを迎え、

急激に「 史実 」に向けて「 中国史 」は展開していくことになります。





黄帝の世は、軒轅・帝颛顼・帝喾・帝堯・帝舜と5代に渡って継承され、

5代帝舜の忠臣、「 五行説 」を完成させた禹へと受け継がれることになります。

ここに神話時代は終結し、禹による夏王朝(BC.21~BC.16)が始まるわけです。











http://www.allchinainfo.com/history/nenpyo/index.html

↑あとは史実どおり。(リンクめんどい)




「 封神演義 」は夏王朝が滅んだ後、

天下を掴んだ「 商王朝(殷)」が

周の武王に滅ぼされる「 史実 」を脚色したファンタジーです。

おそらくオリジナルとなっているのは、神話にある玄天上帝の殷討伐と思われます。

(舞台が紀元前11世紀の話。創作時期は明代)


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とゆーわけで、見事中国の大混乱している神話の補正に成功しました。

違和感ゼロ!

昔から、こーゆー「 捏造 」は得意です。

何人もの下郎の人生を破滅させてきた経歴は伊達ではありません。

ぎゃははは。ざまあみやがれ中国。

やっつけてやったぜ。

てこずらせやがって。

バカヤロウが。




とゆーわけで、和魂的中国創世神話。完結。





我ながら、恐るべき手腕でございました。( 自画自賛
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by 201V1 | 2004-08-24 06:37 | カテゴライズ前・生ログ
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