読解に投影される魂魄



えー、数年ぶりに宗教と向き合ってみたりしてる201V1でございます。






まぁ、なんというかですね。

小生は、雑多なことに首を突っ込み、余計な知識を吸収しつつ、

棺桶に片足つっこんで何度か死にはぐりながら、今日までヨロヨロ来ているわけですが、

当然、首を突っ込んだ「 雑多 」には宗教もからんできます。






鰐口家(うち)は確か仏教徒ですが、宗派はイマイチ何だったかか思いだせません。(どかん







とゆーわけで、小生はどこにでもいるイイカゲンな宗教観の家で育っているワケで、

その上、両親はコミィ(あか)であり、

にもかかわらず親父は何故かほとんど右翼であり、

3流の「 のんだくれ 」であり、

同時に1流の「 あらくれ 」でもあり、(うまい

先祖は忍者とイタコであり、

お蔭で弟が頻繁に悪霊にとり憑かれており、

大変周囲が賑やかなわけです。昔から。( 混沌ともいう)







で、それとは関係あるのかないのかは、全然興味ナッシングですが、

小生は昔、神学に傾倒していた時期があります。







まぁ、なんというか、

うちは「 自衛官か警官 」になると自動的に勘当されるという「 特殊な家庭 」なので、

そういう「 埒のない家 」で育った小生の神学を学ぶスタイルも面妖なカタチで進みます。

デスマッチです。( どんな読書だよ








動機はですね、崩壊した自己同一性の再構築でした。

小生が血達磨の高校生活の中で獲得したアイデンティティ、

「 武士道グレイト 」は、2年間のアフリカ放浪で粉微塵に粉砕され、

20歳の小生は、なんとしても再び己を掴む必要があった。

で、片っ端から書物と格闘( 4年間もな )するわけですが、

その中の2割くらいが宗教関係のバリバリの専門書だったワケ。







読まれた本のうち、構成比率が比較的大きいものに、

心理学と宗教と時代小説があります。

なんつーか、

床が抜けるほど読んでましたね。当時。

「 足の踏み場の有無 」よりも「 床が耐久力 」に心を痛める毎日。( 考えて買え




その大部分は箪笥の肥やしにもならない「 硬い本 」であり、

「 読むだけ 」で廃人になれるくらい「 面白みのねえ文体 」の本たちです。

一般には流通しづらい本です。( 馬鹿すぎる







しかしながら、当時の小生にとっては、なんというか

「 読まずにはいられないもの 」であり

ずうっと格闘してたわけです。再起の為に。( よく倒れるひと





現在、道教に対してとっているような「 穿ちまくる 」スタイルで専門書とデスマッチ。

「 ひねりこむように! 」

打つべし。

打つべし。

打つべし。





小生は、そういう「 特殊な読み方 」で本たちと付き合い、

常にある分野の書籍群と集中的に戦いながら、

その度に今日の道教の数倍手の込んだ「 勝手なマトメ 」の文章をつくってまいりました。




で、今回久々に、

昔と同じ「 やり方 」で「 何かを学び検証する 」って事をやった次第なんですが、

極めて面白い事実に気がつきました。

本日はそのお話です。( 伏線なげえ













・・・・・どーでもいいんだが、

今、小生、上半身、全裸なんだが、

サイドに鏡があるんだが、

「 なんてカッチョイイ肉体 」なんだろうと、うっとり。

体脂肪率7パーセントの肉体に最早死角はありません。

三角筋がまぶしい!

胸筋がメキメキ!

腹筋デッコンボッコン!

右腕ブルースリー!( 左腕も鍛えろ














なんというか、悩殺です。 (自分が








































えー馬鹿は放っておいて本題。





「 考察 」という姿勢で読める書籍ってなあ、結構限られてきます。

歴史系・宗教系・人文系、これらの専門書が相手でないと、

「 考察 」って読書形式は土台成立しないワケですが、

久々にこの手の書籍とガチで戦ってみて、

改めて身にしみたワケです。


「 個人の読解には、読解する者の魂魄が必ず投影される 」ってコトに。





で、気がついた。

専門書から離れていた数年間、自分が以前よりずっと気を抜いて本を読んでいたコトに。



で、思い出した。

読書することの、もう一つの喜びを。



読解によって投影される己のタマシイとの邂逅の喜びを。













いい物語は、

漫画であれ、小説であれ、

心を揺さぶり、生涯続く余韻を残してくれる。

だがね、自分の魂とは出会わせてくれない。

いつもただ、揺さぶり余韻を残すだけである。





小生は昔、

何日も眠らずに、「 これこれ 」と決めた分野の書籍群と戦っていた。

一昨日は20時間でケツが床ずれしてダウンしたが、

昔はそんなものにもへこたれず、活字とロデオした。

何度も夜が明けるのにも目をくれず。

理解の為にである。

真実を知りたかったのだ。





今日まで、あの日々に費やされた膨大な時間は、全て理解の為だと思っていた。




違っていたぜ。ベイビー。



ブラボー。























小生は、「 心理学 」なり「 神学 」なり「 人文学 」を通して、

それを媒体に、

自分の魂と会話していたのである。




煩雑極まる中国神怪世界の中の道教を相手に、久々に格闘してみて、

それに初めて気がついた。












小生の、「 認識と解釈 」ってのは、一般論とはかけ離れたトコロにいつも行き着く。

道教にしたってそうである。

そうとう特殊で歪な結論が導かれしまう。

で、それを本気で信じているド阿呆な自分がいる。

これは、どの分野を学んでも一緒である。

帰結点は、いつも「 浪花節 」だ。








小生にとって、道教は「 浪花節 」になる。

たぶん全世界見渡しても、「 浪花節道教 」って捉え方をする阿呆はいまい。

これは全て、小生の特殊な読書方法に起因している事故である。





小生は、昔、命懸けで本を読んだ。

崩壊した自己同一性を取り戻さんが為である。

失った鋼鉄の意志を呼び戻したかった。

もの凄まじい不安を覚えていた。



小生は10代の時分、

一千のヒグマの群れにも一歩退かずに丸腰で突っ込む蛮勇を誇っていた。

「 武士道グレイト 」の時代である。( 馬鹿グレイトともいう




死の恐怖すら生ぬるく感じれた黄金時代だ。

そういう「 精神的ぬるま湯 」に何年も浸かっていた人間が、

突如湯船から引っ張り出され寒風に晒された時の「 混乱 」の中に、

アフリカから帰国した20歳の小生はいたわけである。

湯船を取り戻すのに必死であった。



で、結果、ケッタイな「 読書方法 」が固定する。

「 体系に問い穿つ 」という、法外な読み方だ。



小生は、毎回こういう読み方をしていたのだった。



まず初めに、全部読む。

手に入るだけの関連書籍に手を出すのである。

当然信じがたい金額になる。

どうやって金をつくっていたのか覚えてないが、

当時の小生に金はなく、( 今もない。というかあったことがない。

間違いなく親父の脛にカミソリタックルをカマしていたものと断定できるが、

問題はそんな瑣末なことではない。

読後の始末である。



小生は、読後は必ず「 その分野が内包している体系的な欠陥 」を洗い、

棒線やらなにやらで本を台無しにしたあと、

勝手な注釈とかを加筆し、

その上で「 総論 」とか「 再編 」とかを行なっていた。

無茶苦茶な量のテキストを自分だけの為に書いていた。

真実が知りたいがために。








それは、まさに反芻であり、新たな神話と論説のでっちあげである。

本人は「 考察 」のつもりだったんだが、実際に行なわれていたのは

「 偽書 」の製作であった。





小生は、書籍をとおして一分野をまるごと読解し、

強引に再編することで、それに投影される自身の魂魄と会話していた。

今日、道教の再編を行なっていて、それに気がついた次第である。




小生は、自分と邂逅する為に、かつて本と戦っていたのだ。

あの日々は、そういう戦いだった。

主観を確かめる為の日々だったのだ。



















小生は、客観性とは程遠い空の下に生きるボケナスである。

多分一生、マトモな「 考察 」はできないだろう。

なにを学んでも、結局投影されるのは、自分の魂魄の色である。

しかしながら、小生は学者ではない。

小生は、言霊侍である。( なんですかそれは?

主観だけが武器の、荒ぶる漫画家である。( のタマゴな。







なんて素晴らしいことかと思う。





小生は、何度も自分に会えるのだ。





そしてその度に、セピア色の世界が総天然色に彩られる。

人生は絶景である。




その絶景がくれる感慨を物語に託して、小生は筆をとる。




とるんである。




つらい暗い吹き溜まりみたいな毎日は無駄ではなかったのだ。




過ぎ去りし空白の4年間に想いをはせる。

20歳から24歳までの、あの暗鬱とした4年を。




無駄ではなかったんだぜ。

















前人未到の浪花節仙道活劇。

かつてねえ興奮が、経絡を駆け巡る。






ビバ・少年漫画!
[PR]
by 201V1 | 2004-08-26 10:03 | カテゴライズ前・生ログ
<< 和魂トラバ企画・ブロガー数え歌 続・和魂的中国神怪世界 >>