似顔絵



小生は、なんだかんだ言って、絵が上手である。

とゆーか、漫画家志望なんだから当たり前なんだが、(じゃなきゃ困る

手前の技量への自信過剰が災いし、

街角で似顔絵描きを見つけると、ついつい依頼をかましてしまう。




なんとゆーか、小生は、美大どころか美術部ですらあったことがない。

高校時代は元柔道部であり、運動部を圧倒する脚力の幽霊パソコン部員である。

伊豆の韋駄天といえばそれは小生のことであった。(警官というオプションが後ろにつく




よーするに、正規の美術教育を受けていない。

オールまっさら独学である。

中学の美術の成績は2である。(10段階です

ラクガキから始まり、美術書で技法をマスターしたトンチキである。





なんつーか、当然何も見ないで骨格標本が描ける。

何も見ないで皮を全部剥いだ筋肉人間が描ける。

屁のつっぱり。

人物画なんてのは、筋肉が全てだ。(自論



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↑2年ほど前のラクガキ







全ては模倣から上達する。

小生はそうやって上手くなっていった。

技ってなあ盗んでナンボである。

で、かつて似顔絵が不得意であった小生は、

街角の似顔絵描きから「 キモ 」を盗もうと、

よく描いてもらったことがある。




上手い人も下手な人もいた。




で、一個見つけたキモがある。

「 上手な人 」の描く似顔絵には、悪意がない。

ここで重要なのは「 上手 」ってのが「 描いてもらった人間が気に入る 」という意味で

ってトコである。



単に似せるだけならカンタンである。

「 悪いところ 」を誇張して描けばいいからだ。

しかしそれじゃあダメなんである。

そんなモンは絵心があれば猿にだって描ける。

「 ウマイ 」ってのは「 妙 」って意味であり、

描いてもらった人間が後生大事にしたくなるような作品を描く腕を言うのだ。




残念ながら、小生はそーゆー絵描きに当たったことがない。

「 正義のヒーローみたいなカオですね 」

とか埒のない寝言をほざくカイワレ野郎にしか出会えなかった。

ただ、そーゆーモノホンの絵描きの作品を知っているだけである。




いつか、似顔絵を描いてみたい。



街角で。



生霊を宿すような、暖かくて、おっかない似顔絵を。
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by 201V1 | 2004-08-30 21:19 | カテゴライズ前・生ログ
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