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機会は巡らぬ

 まぁ、

 なんというか、

 法治国家なんていう概念が蔓延し、

 個体同士の殺し合いが困難にされちまう、

 生温い社会基盤が整備された後、

 人間にゃ、

 規格外の不覚悟者が増えた。




 

 





 で、

 ここにきて、

 電脳世界の幕開けである。









 そこで跳梁するのは、

 かつては、

 発言の機会すら与えられなかったであろう、

 矮小な手合いの、

 卑しい精神構造の、

 恥を知らぬ披露である。











 正直、吐き気がするんである。

 こういう、

 魂が穢れきった手合いには。

 






 小生が、

 電脳世界で出刃を抜くのは、

 そういう相手の居所が、

 現実の世界で確定した際、

 間違いなくズタボロになるまでボコボコに殴るケースに限る。

 まぁ、

 なんというか、

 小生がこんななので、

 まずもって、

 吐き気を催すような心根の持ち主は、

 その気骨の生来の腐敗具合から、

 絶対に手前の居所を吐かない。

 ようするに、

 本当の意味で殴る甲斐の無い、

 殺すか放っておくかしか処置の無い連中なんである。





 でだ、

 問題は、

 果たして、

 出刃に二度目があるかってことである。

 




 出刃にもいろいろあり、

 同じ初太刀でも、

 ハナっからぶち殺すのだけを目的に振るう出刃と、

 そうでないものがある。

 が、

 両方共に、

 二度目は無い。






 機会ってなあ、

 そう何度与えても、

 無駄なんである。





 小生は、

 そんなに甘くねえ。




 かつて土俵を途中で降りた前科のある人間に対する、

 人が寄せうるあらゆる種類の信頼は、

 最早絶無であり、

 そのような男の風上にも置けぬ手合いに、

 二度も三度も、

 大人が出刃を抜いてくれる程、

 そうそう世界は甘くはないんである。




 


 甘くないんだぜ。

 世の中は。







 今日びの餓鬼ってなあ、

 機会は無限にあると考え、

 それがただ一度のもので、

 選択を誤れば二度と機会は与えられぬ事を、

 知らないまま、

 馬鹿面をぶらさげ、

 腐臭を撒き散らす。







 よほど生温い教育と、

 環境の中で、

 自堕落に育ってこなければ、

 かように無様な人間には、

 決してならないだろう。






 こういう、

 ふんどしの締め方すら、

 一から教えても途中で投げ出す青瓢箪に、

 そう何度も振るう出刃は、

 小生の刀箪笥にはない。






 機会は、

 二度とは巡らぬ。






 













 



 

 



 

 

 

 
 
 

 

 

 遥か格下の、

 覚悟も定まっていない、

 一切の自己証明も完遂したことのない、

 塵芥のような小僧に、

 二度も抜く出刃は、

 土台ねえんである。








 セメントの土俵の上で喧嘩をおっぱじめるには、

 それが茶番で終わらないという、

 大前提がいる。

 劣勢だからと言って、

 途中で土俵からケツをまくった相手との、

 二度目の相撲はない。





 



 

















































 さらば、へなちょこ。

 









 俺の相手にゃ、不足も不足。











 

 





 

 生まれ変わって出直しな。










 機会は一度。







 二度も三度も巡ってくるほど、

 人生甘くはねえんだぜ。





 「 ま、いいんじゃね。どうでも 」の

 代償は、

 大人の男の世界じゃあ、

 これが相場だ。




 相場の不文律を、

 今ようやく知ったような餓鬼が、

 大人の土俵に上げてくれなんざ、

 笑い話にもならん。




 
 

 他の大人がどうだかは知らねえが、

 俺ぁ、

 貴兄を、

 蔑視する。



 くだらん若者だぜ。

 


 埒もねえ。 
by 201V1 | 2005-10-03 00:57 | カテゴライズ前・生ログ
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