「 宗教は麻薬である 」
有名な腐った正論です。
「 価値観もまた麻薬である 」
名もなき馬鹿の妄言である。
どちらも核心は同じである。
虚無だ。
俺はね、「 宗教は麻薬である 」って豪語しながら
公然と神仏に供え物をし、先祖を敬うクソ坊主に敬意を払います。
それと同様に、何かを高らかに歌うなら、
「 価値観もまた麻薬である 」って諸刃の匕首を呑みながら生きて行くと決めてます。
でなけりゃ、全部がウソになる。
腰の砕けた意地はいらない。
唸る拳に取り繕った正論はいらない。
欲しいのは整然とした理屈じゃねえのだ。
世界が求めているのはいつだって、
魂魄を揺さぶる無条件の気炎である。
気炎もまた麻薬かもしれない。
全てを虚構と知りながら、僕らは尚進む。
ここが人の本領です。
チンパンやボノボが永久に未踏で終わる人の領域。
小生は、ここに終の住まいを求めます。
ここから全てを歌いきる。
麻薬を麻薬と識って呑む。
劇薬を劇薬と識って歌う。
その効果だけを信じながら。
善意の売人なんてまっぴらごめんだ。
生きていくなら確信犯的に言霊をばら撒いて行く。
複製子ってなあ、そういう覚悟で悪人面して威風堂々と、天下にばら撒くものである。
無意識にテロなんて間抜けは小生はイヤだ。
とゆーわけで、
小生は今後も俄然無茶苦茶なことを書き続けよう。
虚無に抗うために。
全ての抵抗者の鍛冶屋になろう。
刀は作ってやる。
全軍、抜刀せよ。
狼煙は上がった、切り込め兄弟。
砦の上に世界を築け。